こんにちは、ケンサくんです。
前回、S&P500株価指数の下落について、月足レベルのテクニカル的な要因で下落している可能性について言及しました。

本日はダウ平均株価について月足のチャートを確認したいと思います。
ダウ平均株価とは?
ダウ平均株価(Dow Jones Industrial Average)とはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している米国の代表的な株価指数のことです。
1896年に12銘柄による平均株価として開発されたもので、1928年からは30銘柄が採用されて現在に至ります。
S&P500株価指数やNASDAQは「時価総額加重平均」を採用していますが、ダウ平均株価は30銘柄の平均株価指数で、時価総額が大きい銘柄よりも、見た目の株価の大きい銘柄の構成ウェートが高くなります。
ダウ平均株価に投資するには?
ダウ平均株価もS&P500のときと同様に投資するためには米国ETFを直接買い付けるか、投資信託を購入すると良いです。
米国ETF
・DIA(ステート・ストリート社、信託報酬/年 0.16%)
投資信託
・iFree NYダウ・インデックス(大和、信託報酬/年 0.2475%)
・たわらノーロード NYダウ(アセットマネジメントOne、信託報酬/年 0.2475%)
これらのいずれかがよいと思います。
S&P500よりも純資産があまり大きくなく、それほど人気というわけではないようです。
信託報酬もS&P500のときに比べ、やや高くなります。
ダウ平均株価のテクニカル分析
このチャートはダウ平均株価の月足になります。
平行チャネル(緑)を引くと、ドットコムバブルのときと、2018年からコロナショックを含めて何度も平行チャネルの天井にタッチしています。
今回のダウ平均株価の下落は、NASDAQやS&P500に比べて小さいものの、やはり利益確定売りが入っていると思います。
今回のダウ平均株価の下落も月足レベルでの転換点に差し掛かったことが原因と考えられます。
S&P500株価指数と同様に、数年にわたり大きな調整が入る可能性が高いのではないかと予想します。
NASDAQの場合は?
NASDAQについても月足で平行チャネルを引いてみましたが、あまり優位性のある線が引けませんでした。
もし、よさそうな線が引けた方はぜひ教えてください。
今回のNASDAQの大きな下落がどこまで行くのか、長期的なテクニカル分析では予想は困難でした。
まとめ
ダウ平均株価もS&P500株価指数と同様に、テクニカル的には月足レベルで転換点にある可能性があり、いつ大きな調整が入ってもおかしくありません。
これを機会にご自身の資産配分を見直してみてはいかがでしょうか?
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
以上です。
ではまた!
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