こんにちは、ケンサくんです。
本日はゴールド(Gold)のテクニカル的な相場分析をTradingViewを使用して行いたいと思います。

Goldはコモディティとして株や債券とは違った値動きをするため、ポートフォリオの一部に入れることが推奨されます。
それでは、月足→週足→日足の順にどのようなトレンドが見られるのか見てみたいと思います。
Goldの月足チャート
こちらはGoldの月足チャートです。
Goldは1980年代から緩やかな下落トレンドでしたが、2002年頃から上昇を始め、2003年に200SMA(白色)をブレイクしてから一気に上昇しました。
この上昇は2011年まで続きましたが、その後ダブルトップを形成して下落してしまいました。
その後横ばいが続き、2019年から再び上昇して現在に至ります。
これまでのチャートから上昇する平行チャネル(緑色)を引くことができます。
現在この平行チャネル(緑色)の上限にタッチして下落しています。
あまり上昇の余地がないため中期的にしばらくは下落か横ばいが続くとみています。
Goldの週足チャート
こちらはGoldの週足チャートです。
月足レベルの上昇する平行チャネル(緑色)に加えて、週足レベルでは2011年から始まる下落する平行チャネル(赤色)が引けます。
この下落トレンドは2018年まで続いていましたが、平行チャネル(赤色)をブレイクアウトし今度は床として機能し、200SMA(白色)での反発もあり、Goldはさらに急上昇しました。
月足での分析と同様に、平行チャネル(緑色)の上限にタッチして下落しています。
中期的にしばらくは下落か横ばいが続くとみています。
Goldはあまり有効な水平線を引ける箇所が見当たらず、なかなか分析しにくいです。
Goldの日足チャート
こちらはGoldの日足チャートです。
日足レベルでは2019年夏頃から急激な上昇トレンドが開始し、現在に至ります。
チャートから上昇する平行チャネル(太緑色)を引くことができ、コロナショックで一旦平行チャネルを割ったものの200SMA(白色)で反発し、大暴騰しました。
現在、日足レベルの上昇する平行チャネル(太緑色)の下限付近に近づいており、そこから反発して短期的には上昇して再び月足レベルの平行チャネル(緑色)に近く可能性はあります。
日足レベルの上昇する平行チャネル(太緑色)を割って下落した場合は、下落トレンド入りとみなしたほうがよさそうです。
まとめ
まとめますと以下のような状況だと思います。
月足・週足レベル:上昇トレンドだが反発下落中
日足レベル:上昇トレンド中だが、平行チャネルを割ると下落トレンド入り
今回は以上になります。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
以上です。
ではまた!
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