こんにちは、ケンサくんです。
今回はレバレッジETFとして人気の高いTECLのテクニカル的な相場分析をTradingViewを使用して行いたいと思います。

それではいつものように、月足→週足→日足の順にチャートを見てみたいと思います。
TECLとは?
TECLはDirexionデイリーテック株ブル3倍ETFのことで、アメリカのハイテク株(情報技術株)に3倍のレバレッジをかけて運用するETFです。
TECLについての詳細はDirexion社のリンクを下記に用意しましたので参照してください。
特徴としてAppleとMicrosoftの2社で40%以上を占めています。
今回のコロナショックから大きく株価を戻したのは情報技術セクターの躍進にあり、TECLも爆上げしています。
設定日は2008年12月で、現在までの12年で株価が約100倍上昇しました。これは設定日に100万円分購入していれば1億円にまで増えたことになり、夢のようなETFです。
TECLは値動きがとてつもなく大きいため、心臓の弱い方にはおすすめできませんが、ハイリスク・ハイリターンを望む方にはこれ以上ないETFです。ポートフォリオの一部に組み込んでもよいETFですね。
TECLはSBI証券や楽天証券で購入でき、経費率0.95%とレバレッジ商品としては良心的な経費率です。一応配当も年間0.10%程度出るようですが、完全にキャピタルゲイン狙いになります。
今回TECLのチャート分析をすることで、テクニカル的に今後どのような値動きをするのか分析してみました。
TECLの月足チャート
こちらはTECLの月足チャートです。
2008年12月の設定以来順調に株価を上昇させています。現在までで株価は100倍以上上昇しました。
大きく下げたのは2018年末のAppleショックと、2020年2月からのコロナショックです。2020年9月も大きく下げました。現在下げ止まり、回復基調にありそうです。
長期的な上昇する平行チャネルを引くことは難しく、月足チャートに引いたようなラッパ型チャネル(緑色)の曲線を引くことができます(正式名称はあるのでしょうか?)。
TECLの週足チャート
こちらはTECLの週足チャートです。
月足レベルの上昇するラッパ型チャネル(緑色)内に200SMA(白色)が収まっており、反発ポイントとして機能していることがわかります。
また、週足レベルでは上昇するラッパ型チャネル(青色)を引くことができます。
現在、ラッパ型チャネル(青色)の中央付近に位置しており、上昇も下落も考えられます。
ちょうど現在コロナショック暴落直前の株価位置にあり、ここから下落する可能性もあるので注意が必要です。
下落するならラッパ型チャネル(青色)の下限の275USDくらいまで考えなければいけません。
上昇する場合は450USDまで上昇余地があり、短期的にはそこまでで利確する必要がありそうですね。
TECLの日足チャート
こちらはTECLの日足チャートです。
日足レベルではTECLは2020年9月下旬から上昇トレンドであり、底値を切り上げています。
ですので短期的には上昇することが予想されます。
トレンドライン(桃色)を割るようなことがあれば、短期的には下落すると思います。
しかし、ラッパ型チャネル(青色)の下限と200SMA(白色)があるため、もし下落した場合はその辺りで追加購入をしたいですね。
まとめ
まとめますとTECLは以下のような状況だと思います。
月足レベル:上昇トレンド
週足レベル:上昇トレンド
日足レベル:上昇トレンド
TECLは現在月足・週足・日足のすべてで上昇トレンドとなります。
今後も上昇を続けることが予想され、450USDあたりでの分割利確を考えたいと思います。
今回は以上になります。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
以上です。
ではまた!
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